ひとり結社 月幹
京都・洛中・大内裏に暮らす信がおおくりする現代短歌や日々のグチを綴るブログです。
2012年05月
2012年05月03日
4月29日曲水の宴 参宴
今回のお題は、「花映池水」(はな、いけのみずにうつる)でした。
『六条修理大夫集』31 花池の水にうつるといふ題を鳥羽殿のしまにて人人よみしに
しらなみのたつかとぞみるいけ水にしづ枝をひててさける桜は
が典拠。
うつりたる花はまぼろし 陸奥(みちのく)のこころに永久に花はあるらむ
信行
池の水に映った桜花は所詮鏡に映った姿と一緒で幻、虚構でしかない。桜花の本当の美しさは、
人のこころにこそ永遠に生き続けるものである。
みちのくの人々もこの桜花の美しさをこころに抱き続ける限り、花一面の美しさを
その大地に蘇えらせることがきっと将来できるだろう。
scorpina at 22:05|
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